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フリクションウェルディング 

ご存知でしょうか?

日本語で 「摩擦圧接溶接」

前からこの技術にすごく興味がありまして・・・

ちょっとやってみようかなと思ったんです。 溶接技術としては理想の溶接方法であり

なんと溶接機を使わない溶接なんです。

意味がわからねえよ。って感じですが説明していきますと

同じφの丸棒を溶接しようとします。

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こういう感じのね

これと同じ径の物がここに溶接されるとして、溶け込んで接合されるわけですが、どの部分が溶けるのか

黒いマジックでマーキングしてみると

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こうなるわけですよね。 しかもこんなに深くは無い。もっと表面的。

そこで摩擦圧接溶接はどうなるかというと

こうなるわけです。

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面全部が溶接されるので、隙が無い。 回転させながら摩擦でつけていくので、不純物は遠心力で外に押し出され

内部は真空に近い条件で溶接されるので、酸化しない。 通常の溶接の何倍もの強度が出る。

となると一度やってみてえじゃねえかということで

旋盤でやってみました。

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こういうことです。

この面がくっつくわけです。

回転させながら押し付けていく・・・・・

実際やってみましたが、想像以上に 「 怖い 」

結構な嫌な音と、温度。 え?どこで止めたらいいの これ爆発しねえの?

真っ赤になったら押し込む!

んでくっつきました。

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これね。 かなりびびって途中でやめちゃった感じです。本来ならもっと 外にもりもりと溶けた鉄が盛り上がりますが

完全にびびりました。 っていうか旋盤が壊れそう!

削ってみてから・・・

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万力に固定して大ハンマーで思いっきりぶん殴ってみましたが取れませんでした。すごい強度

でも 成功! かというと成功では無いな。 失敗かもしれないです。

そもそも旋盤のスクロールチャック側はがっちりと固定できますが、反対側はドリルチャック固定になるので

もう軸と軸がぶれっぶれ。 それがまた怖い ドリルチャック壊れたかと思った。動きが渋くなっちゃったので

分解してなんとか戻りましたが・・・・もうやりたくない・・・・

この辺りの固定方法とか、 溶接後の切削代のあるものはいいですが、精密に溶接となると

不可能ですよね。 現在では活躍する場面が思い浮かびません。

この技術はオートバイの部品で何に生きているかというと、エンジンバルブです。 軸と傘は別部品で

摩擦圧接されているんです。

さらに、この溶接法のすごいところは 異金属の接合。 例えば鉄とアルミ、アルミと銅、ステンレスと真鍮などなど

強度まではわかりませんが出来るんです。 

ちょっと今後勉強ですね。

それと、これを作ってほしいと

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なんかの工具だそうです。 トラックの何かを分解するやつみたいですが詳細はわかりません。

おすネジが潰れています。

これを3本、ピッチ違いで製作してくれとの事です。

材料は S45C

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オスネジの下径を整えて

規格のネジピッチなので、ダイスで切っていきます。

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メネジ側の穴を開けて、タップで切っていきます。

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材料の切り出しはコンターマシンで切っちゃいます。 旋盤で突っ切りしてもいいんですが、コンターのほうが

圧倒的に早い。

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完成しました~

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