FC2ブログ
お客様から、部品を製作して欲しいと 部品単体での依頼もよくありますが

今回のお客様は 図面をメールで送ってきてくれました。こういうパターンは初かもしれません。

うちで使ってるCADは 「ARCAD」 というフリーソフトなんです。

色々使ってみて、これが一番使いやすいので、ずっと使っています。

お客さんがわざわざCADをダウンロードして、図面を製作してくれましたので

それを元に製作していきます。

これが、その図面

78705.jpg

ステップの位置を変更するためのプレートですね。

このままこれをNCフライスで・・・とはいかないので、こちらで修正します。

間違いとかそういうことじゃないんですけどね、機械の都合とか製作工程の問題とかそういうことです。

まず余計なレイヤーは無視してと。 これは図面の製作工程がレイヤーとして残っていますね。

78706.jpg

私は製作しながら消していってしまうので、こういう風には残りません。

重要な外形部と、穴位置関係だけにして、別ファイルでもう一度図面を作っていきます。

78707.jpg

ざっとみて、気になる点が何点か。

ここのライン

78708.jpg

ん?と感じたわけですが、基本的に工作機械の図面は直線と円の組み合わせなんです。

これは多分曲線で書いてありますね。

おそらくこの線だけが曲線でした。 がきっとここには理由があるんでしょうね。 フレームの形状にぴたりと寄せたい

みたいな。

ここを作り直しますが、ある程度似せていきます。

赤い線が、作り直すための「直線」

78711.jpg

曲線の頂点くらいから、だいたい同じ角度で 「く」の字の逆です。

曲線のエンド部も曲線で描いてあるので

78710.jpg


ここも上の大きな円と接続させます。

78712.jpg

繋げたら、R面取りでRを指定して製作するとこうなります

78713.jpg

もともとの曲線を消せばこれでOK

次はレイヤーが消してあったので、わかり辛かったですが、座繰り穴とネジ穴の距離

78714.jpg

近い!

上のM8の穴にたいして、座繰りの穴が17φの指定でこの距離間

78715.jpg

0.15mmしかクリアランスがありませんね。

座繰りは 沈めフライスという専用のエンドミルで一気に削るので、汎用の穴というか規格の穴になります。

17.8mmくらいになるのかな 測ってみたらそんなくらいでした。

なので、沈めフライスで穴を開けるとここはネジ穴とかぶってしまいます。

位置関係の部分ではありますが、無理なものは無理なので、3mm余裕を頂きます。

ぱぱっと全体的にずらして、3mmの余裕をもらいました。

78718.jpg

それでも3mmはないくらいですね。 2.3mmくらいになるかな。

そうなると、逆のはじっこの部分が外側とクリアランスが無くなるので・・・ ここはプレートが付く部分なので

「面」が少なければ剛性感も落ちます。

もう少し余裕を持たせます。 ここの数ミリは何も問題はないはずです。

上側も少し余裕が足りないので、補正しておきます。

ここを

78720.jpg

こんくらいかな。

78721.jpg

これで完成

78722.jpg

最終的にはこんな感じになりました。あまり変わってないように見えますが、工作機械的にはだいぶ違うんです。

78723.jpg

そんな図面のお話でした。

↓↓ブログランキングに登録しています。クリックのご協力よろしくお願いします♪↓↓



人気ブログランキングへ












スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

トラックバック

トラックバック URL
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)