SL350の残りの作業。

スプロケットとチェーンが届いたので交換・・・・・・

というほど簡単には出来ないわけです。 さすが1971年製

無い。  

無いです。

チェーンはね。 ありますけどね

スプロケットは色々調べてみると、この時代はほぼ50サイズ(530)なんですね。

この車両も530が標準みたいです。

が、現状付いているチェーンは520サイズなんです。

コンバートしてますね。 普通に考えても520にしたいですよね。

おそらく、 削ってますね。

IMG_20170721_180522.jpg

段差があります。

IMG_20170721_181723.jpg

どっちにしても520をベースに進めていくので、520のブランクスプロケットを注文していました。

ブランク材は歯のサイズとセンター穴が小さく開いてるだけで、あとは車種別に作ってねということです。

取り付けボルトのPCDとセンターホールさえ合えば大丈夫なわけです。

IMG_20170721_181718.jpg

IMG_20170721_181820.jpg

無骨・・・・

現状の小さく開いてる穴を基準にボルト穴位置を出します。

IMG_20170721_183200.jpg

ポンチを打ったら60°で揉んでおきます。 いきなり開けるのは危険です。

というのは、スプロケットの材料はジュラルミンでもA7075のT6処理なので 生半可なドリルじゃ歯がたちません。

硬い!

細いしっかりしたドリルから開けていきますが、丁寧に丁寧に油断しないようにあけないと 

この厚みでも穴が曲がります。

曲がったらアウトです。

丁寧に開ける。 これしか言いようが無いので割愛しますが 開けました。

そして、ちょっとした冶具を作って・・・・スプロケットをセット

センター穴を精密にセンターを出します。

IMG_20170721_193342.jpg

このセンター穴は歯全体のセンターでは無いんです。

若干ずらしてある。 変心させたほうがチェーンの持ちは良いみたいですね。

センターを出したら中繰りで穴を拡大させていって、車両のセンター穴と同じ径にします。

IMG_20170721_193518.jpg

で、出来ました。

IMG_20170721_195114.jpg

ホイールに付けるとこんな感じです。 かっこいい

IMG_20170721_202905.jpg

そして問題はフロント

IMG_20170721_203424.jpg

同じ丁数で、カウンターシャフトのスプラインも同じ物を仕入れました。

しかし、50サイズなので分厚いです。

これを旋盤で切削するのですが、まー硬い。 まーーー硬い。

IMG_20170721_211129.jpg

切削油は通常の油では火が出て危ないので、切子を全部綺麗に捨ててから

水溶性エマルジョンタイプの切削油を使います。

すごい時間がかかり、スロアウェイのバイトがどんどんダメになります。

IMG_20170721_213531.jpg

できました・・・・

IMG_20170721_213735.jpg


ドライブチェーンはDIDの520ERT2 モトクロス用のノンシールタイプです。 

IMG_20170721_214018.jpg

交換完了・・・・

通常の作業よりははるかに時間がかかりますが、かっこいいですね。

IMG_20170721_221441.jpg

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コメント

しつこいですが、又ペリです。

ボルト取付穴ですが、これこそ自作NCフライスの出番だと思います。

テーブルに適当にセットして、センターリング!
太めの剛性のあるセンタードリルか、Vカットエンドミルで深めのセンター穴(勢いあまってそのまま下穴?)開ければ70アルミごときなら位置ずれはしません!

センター穴も同様、NCフライスでエンドミル回します。
この際に工具計補正が使えるなら、少しづつ調整しながら削れます。
が、これは設備の問題もあるので出来ないかも知れません・・・

フロントのスプロケはお見事!
すばらしいです!!
私は切削の依頼が来たら、物凄く嫌な顔をするでしょう(笑)

URL | ペリ ID:-

Re: タイトルなし

ペリちゃんこんにちわ。
お世話になってます。
今回はタイミング的に、キャリパーサポートの冶具で位置決めを出していたので
旋盤で加工しました^^ 位置に関しては必殺技があるので4点くらいだったら
簡単でしたので・・・・
面取りエンドミルはエンドミルっていう名前じゃなかったですね・・・・リーディングドリル?
まあ軽い端面のC取りくらいならいけるかなって思いまして。 やってみます!


> しつこいですが、又ペリです。
>
> ボルト取付穴ですが、これこそ自作NCフライスの出番だと思います。
>
> テーブルに適当にセットして、センターリング!
> 太めの剛性のあるセンタードリルか、Vカットエンドミルで深めのセンター穴(勢いあまってそのまま下穴?)開ければ70アルミごときなら位置ずれはしません!
>
> センター穴も同様、NCフライスでエンドミル回します。
> この際に工具計補正が使えるなら、少しづつ調整しながら削れます。
> が、これは設備の問題もあるので出来ないかも知れません・・・
>
> フロントのスプロケはお見事!
> すばらしいです!!
> 私は切削の依頼が来たら、物凄く嫌な顔をするでしょう(笑)

URL | propmanishii ID:-

カッターですが、リーディングドリルは
C面加工やセンタードリルの代わりに使います。
(センタードリルだと折れやすいので、最近はリーディングドリルを使う事が流行りです)

加工時にカッターの全周が被削材に触っていれば良いのですが、フライス加工後のエッジのC面加工は
加工面がボロボロになると思います。

ぼろいエンドミルでvカットミルは簡単に作れます!
今度行った時に、研ぎ方を教えます(笑)

URL | ペリ ID:-

Re: タイトルなし

> ぼろいエンドミルでvカットミルは簡単に作れます!
> 今度行った時に、研ぎ方を教えます(笑)

!!!!!!  ぼろエンドミルはうなるほどあります!!




> カッターですが、リーディングドリルは
> C面加工やセンタードリルの代わりに使います。
> (センタードリルだと折れやすいので、最近はリーディングドリルを使う事が流行りです)
>
> 加工時にカッターの全周が被削材に触っていれば良いのですが、フライス加工後のエッジのC面加工は
> 加工面がボロボロになると思います。
>
> ぼろいエンドミルでvカットミルは簡単に作れます!
> 今度行った時に、研ぎ方を教えます(笑)

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