4月24日に行われた 「レッドブル公認 ウイリー連続走行世界記録に挑戦!」

本編が公開されましたので、ご案内いたします。
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ウイリーチャレンジ

そして、マシン紹介をして頂きました。
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マシン紹介ページ

チャレンジの際の気になるトリビアページがこちら
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トリビアのページ

そして、ウイリーキング 「安倍 優」 の人物像
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安倍 優

安倍 優の日々の暮らしなど
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安倍 優の海外生活

いやぁ 読み応えありますね。 でも是非読んで頂きたい。

一つの事を追求して、その行き着く先には何があるのか。 彼を通して感じる事が出来ると思います。

色々な事を器用に出来る人はもちろん凄いですが、ひとつの事のスペシャリストになる

これは更に凄いことだと思います。

さて、そんなウイリー連続走行チャレンジですが、世界的な記録は

331km アロンアルファのCMにもなった工藤氏の凄い記録だったわけです。

それに挑戦する  とだいぶ前には聞いていました。

まあ、その時が来たら出来ることは応援してあげよう。と心に決めていたわけです。

昔、彼が言った「俺ウイリーで食っていきたいんです!」 と言ったどう返答していいか

わからない言葉に 男気を感じたからです。レースのようにこういうレースで勝って こういう

レースに出て! こうなってああなって!っていうざっくりでも想像出来るような道筋さえも無い

ウイリーでどうやって食って行くんだよ・・・・ そんな道無き道を彼は突き進み

海外で生活するまでになってしまった。 全て彼、一人の判断でだ。

そんなアホを応援しないでどうする。 って思いました。(敬意を込めて)

約2ヶ月前、マシンが台湾から届き、彼から依頼されたのは、届いた次の日に練習したいから

背もたれを作ってほしい。 次の日っ!

と、言われても、まあ急げば何とかなるだろう。 ただ位置は・・・・?

ってことで、彼から図面が送られてきました。

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もう・・・なんだろう これはこっちの判断で進めていくしかないなと(笑)

とりあえずその時思ったのは、ウイリーって後ろに乗れば乗るほど楽なんじゃね?

長丁場  と考えると 「は!」 っと思ってフロントが落ちてきた時、エンジンパワーだけじゃ上がりきらない!

さてどうする。 って時は体を後方に移して少しでも上げる事が出来れば・・・と思ったわけです。

ウイリーできないけど。

そして調整式のほうがきっとうまくいくだろう。ってのと何回も作り直さなくていいだろう。と


バックレスト製作ブログ

こんな流れで作ったわけです。 長い時間、ガンガン体重を掛けていくわけですから強度も考慮して製作しました。

当日の給油方法は?

当初、何かジョイントパイプ的な物を車体後方から出しておいて、私が併走して勝手に給油する

「空中給油」を想定していました。 彼は手を離さず進めるわけですからそれならいいねと

ただ、工藤氏のチャレンジの時は、手渡しで、自分で給油したということで、そこはレッドブルが

公正な判断で、給油はウイリーしながら自分で。 というレギュレーションを伝えてきました。

そして、チャレンジする場が あの「川口オート」 オートレース場です。

なので、ガソリンを一滴でもこぼしたらダメ。 という通達でした。

二つ返事で「はい」 とは言ったものの、そこから僅かな時間で全てを構築しないといけない。

私にとっても、これはチャレンジになるわけですが、メカニックは弱音は吐けないわけです。

もし、ガソリンをぶちまけたら・・・ 缶を渡すとき落としてしまったら・・・・ うまく流れず給油できなかったら・・・

そんな事が頭をぐるぐる回りはじめました。 世界記録に挑戦できるのは一回きり!というルールです。

彼の夢もそこに乗っているわけです。

何をしていても、その事が頭から離れず、苦悩の毎日でした。何故ならそんなシステムを見たことが無いからです。

ある人から、こんなワンウェイバルブがあるよ。 とディーゼルエンジン用の燃料ラインに使うバルブを

貸してもらいました。

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これをベースに構築していくか・・・・

この弁を開くための 押す 何かを作り、その何かも弁になっていれば流れるし、缶を抜けば止まる。

私が考えていたのは、車体側もしっかりと弁をされる事、もし途中で力尽きて転倒等あった場合でも

車体側からもこぼれない。

なので、どうしても車体側と缶側に弁が必要だったんです。

押す部品は こんな感じでツノみたいな・・・・

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このツノが缶側の弁を押す。

缶側の筒が車体側の弁を押すように、車体側に弁を製作

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こんな感じで、押さえると周りの小さな穴から燃料が流れるシステム

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この弁が入る筒を製作

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車体側の弁を押す、缶側の筒を製作。 ちょっとよくわかんないですね・・・・w

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インチネジなので、ちょっと苦労しました。

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こんな感じで付きます。

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先端のギザギザは弁を押した時に燃料が流れるようにしてあります。

つまり缶を挿した時、ツノが缶側の弁を開いて、缶側のこのギザギザ筒が多孔弁を押すので

燃料が流れる仕組みです。 缶を抜けば両弁が閉じるのでこぼれない。

ただ、缶側の弁が開いた瞬間から燃料は一気に落ちてくるので、缶側の弁が開くと同時に

Oリングが効くように設計しましたので、車体側が燃料が多く入っていて流れが悪いときでも

こぼれず、かつ、差し込むときに抵抗が少ないようにOリング溝を設計しました。

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車体側には、ハンドルクランプ部を使って、取り付け。 角度はウイリーしている動画を見ながら

真っ直ぐに近いよう設計。

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缶側は、アルミ板で製作していきますが、安倍くんと、サポートライダーのSちゃんと練習できるのは

一回きり、ここである程度の事は判断しておきたい。

なので、缶の雰囲気と、持ち手は製作していきたかったので、時間の無い中で徹夜で製作して

川口オートにいきました。

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缶の上側だけでも作っていきました。

持ち手は、丸棒タイプを平板タイプを作り、ライダーが受け取って操作しやすいほうを選択させようと。

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どの辺で、速度を落として、どの辺でどう渡すか 入念に打ち合わせをして 

何度も練習

だいたいの流れが掴めたので、缶の残りの部分を製作

缶側の弁が付くネジ部を製作

これまた内径ネジでインチなので大変ですが・・・・

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燃料を入れる側のキャップもフライスで削り出しました。

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ツーリストトロフィの日程とかぶってしまっていたので、二日ほど徹夜での作業でした。ので

多少の粗さはご勘弁を・・・・・

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こんな感じで缶が完成しました。

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容量は1.4L トータルの重さで約2キロ。 10時間を越えたところで、へろへろのライダーが

扱える重さの限界は2キロと想定しました。

ただ、これも色々細かいトラブルがありまして、振るとぽたぽた漏れてきたり

弁に追加でバネを付けて対処したり、色々ありましたが、なんとかなりました。

とりあえず、水で ちゃんと動作するのか確認と、約1.4Lの液体が 出きるまで何秒かかるのか

測定もしておきました。


給油システム動作確認

給油が終わったら、回収するのですが 手渡し時は非常に接近しますので、回収は釣り具のタモのほうが

楽だろうと、タモを製作

持ち手はバイク用のハンドル規格22.2φのジュラルミンパイプ

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あとはマシンの軽量化で出来ることは・・・・ホイール切っちまうか。

ってことで、ディスクマウント部の分厚いアルミ部分を切削

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ここだけでもかなりすっきり

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スポークが6本なので、3本いらねえだろ。 ってことでフライスで切り落とし

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うーんスパルタン


余談ですが、ウイリーに関する記録ではほとんどの車両がフロントタイヤをモーターで回します。

ジャイロ効果がマシンを安定させるのと、下がったフロントタイヤを上げるのに有効だからです。

まあそれはわかっていましたが、ライダー本人は興味ないようで、いらないっす。って感じなので

付けませんでした。

ただ、思ったよりも川口オートは常に巻いてる風があるので、ジャイロ効果を使わないかわりに

カウルに穴を開けないと、風で煽られてヤバイぞと。 ぼこぼこインナーカウルに穴をあけました。

ただでさえ、スクーターなのでカウルの面積が大きい。 川口オートの風はマジでやばいです。

とにかく敵は風でした。

話は少し戻りますが、彼のウイリーを観察して、マシンのセットアップに役立てたいので

彼の練習に同行しました。

今回、スポーツランド長岡様がバックアップをしてくださり、クローズドコースを

何時間も何十時間も練習が出来ました。

これが無ければ、何も出来ないっていうくらい、ここでの経験が役にたちました。

マシンの重量バランスや、空気圧、通常の?ウイリーの角度やらなんやら色々わかりました。

ここからマシンの対策を考えていったのですが、私の最大の敵は 「安倍 優の練習量」

でした。 なにせマシンがいつでも手元にない。

ずっと練習してんだもの・・・・

チャレンジ当日

前日からホテルに泊まったのはいいんですが、まあ寝れない。

全然寝れません。 こんな緊張は始めてです。 普段のレースとは違った空気ですからね。

ただ、このプレッシャーを良い方向に向かわせるのがレーサー。

私もSちゃんも感じたことの無い緊張と戦いながらも、お互い口にもしない打ち合わせもしない

でも当日の流れは、完璧にこなすだけ。

さすがSちゃん集中力が半端ないです。 見事な仕事をしてくれました。

私はパソコンでずーーっと計算をして戦いました。 何故なら燃料がどれくらい入っているかわかりませんし

確定している燃費もあいまいな状況。(ちゃんとやっとけばよかった・・・・)

そうして、徐々に世界記録にせまっていくわけです・・・・

当日の流れはレッドブルのコンテンツでご覧下さい。

長くなりましたが、応援して下さった方、お手伝いして下さった方、ありがとうございました。

安倍 優 の壮絶なチャレンジのほんの1ページをお手伝いさせて頂きましたが、

自分の事のようにうれしいですし、誇りに思います。

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